メディカルダイエット
目次
メディカルダイエットとは
メディカルダイエットは、単に体重を減らすだけではございません。高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病を改善し、将来的な心臓病や脳卒中のリスクを軽減することを目的としています。
従来のダイエットは食事制限や運動だけに頼りがちで、継続が難しく、リバウンドしてしまうケースも少なくありません。メディカルダイエットでは、GLP-1受容体作動薬などの医療用の薬を使用することで、無理なく食欲をコントロールし、効果的な減量を実現します。
当院では、循環器専門医が心臓や血管の健康状態も評価しながら、安全で効果的なメディカルダイエットを提供しています。単なる美容目的ではなく、健康寿命を延ばすための医療として、総合的にサポートいたします。
こんな方におすすめです
生活習慣病のリスクがある方
BMIが高い方や、健康診断で血圧、血糖値、コレステロール値の異常を指摘された方は、メディカルダイエットの良い適応となります。メタボリックシンドロームと診断された方や、家族に心臓病や糖尿病の方がいて将来の健康が心配な方も、早めの対策として減量治療を検討されることをお勧めします。
これまでのダイエットで成功しなかった方
食事制限がなかなか続かない方、運動だけでは思うように体重が減らない方、何度もリバウンドを繰り返してしまう方は、医学的なアプローチが有効です。特に食欲のコントロールが難しいと感じている方には、GLP-1受容体作動薬による治療が大きな助けとなります。
医学的管理のもとで安全に痩せたい方
自己流のダイエットに不安を感じる方や、持病があって安全に減量したい方には、医師の管理のもとでの治療が適しています。当院では循環器専門医が心臓や血管への影響を考慮しながら減量を進め、より安全で効果的な治療を行うことを目指しています。
肥満が引き起こす健康リスク
心血管疾患のリスク増加
肥満は心臓や血管に大きな負担をかけます。体重が増えると心臓が全身に血液を送り出すために余分な仕事をしなければならず、心臓が肥大したり、心不全につながったりする可能性があります。また、肥満により高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病が発症しやすくなり、動脈硬化が進行して狭心症や心筋梗塞、脳卒中のリスクが高まります。
生活習慣病の悪化
すでに高血圧、糖尿病、脂質異常症がある方は、肥満によりこれらの病気がさらに悪化します。薬物療法だけでは十分にコントロールできない場合でも、体重を減らすことで血圧、血糖値、コレステロール値が改善し、薬の量を減らせる可能性があります。血糖値を24時間持続血糖測定器(リブレ)なども当院では扱っており、より厳密なコントロールとモニタリングもご提案できます。
その他の健康リスク
肥満は睡眠時無呼吸症候群、脂肪肝、関節への負担、がんのリスク増加など、様々な健康問題と関連しています。適切な体重管理は、全身の健康を守るために非常に重要です。
当院では循環器専門医が、心臓や血管への影響を総合的に評価しながら減量治療を行います。単に体重を減らすだけでなく、心血管疾患のリスクを軽減し、健康寿命を延ばすことを目指します。
高血圧について詳しくはこちら 糖尿病について詳しくはこちら 脂質異常症について詳しくはこちら 睡眠時無呼吸症候群について詳しくはこちら当院のメディカルダイエットにおける特徴
GLP-1受容体作動薬の処方
当院では、GLP-1受容体作動薬である「マンジャロ」や「リベルサス」を使用した減量治療を提供しています。これらの薬は、食欲を抑制し、満腹感を持続させる作用があり、無理なく食事量を減らすことができます。糖尿病の有無に関わらず使用でき、医学的根拠に基づいた効果的な減量が期待できます。
管理栄養士によるオンライン栄養指導
薬による治療に加えて、食事内容の見直しも重要です。当院では管理栄養士によるオンライン栄養指導を実施しており、個々の生活スタイルに合わせた実践的な食事アドバイスを受けることができます。カロリー制限だけでなく、栄養バランスを考えた食事により、健康的に減量を進めます。
保険診療と自費診療の選択
糖尿病がある方には、保険診療でGLP-1受容体作動薬を使用できる場合があります。糖尿病がない方や、より積極的な減量を希望される方には、自費診療での治療も提供しています。患者さんの状態や目的に応じて、最適なプランをご提案いたします。
GLP-1受容体作動薬による治療
GLP-1受容体作動薬とは
GLP-1は、もともと人間の体内にあるホルモンで、食事を摂ると腸から分泌されます。GLP-1受容体作動薬は、このホルモンと同じような働きをする薬です。
この薬は脳の食欲中枢に働きかけることで、自然に食欲が減少します。無理に我慢するのではなく、「食べたい」という気持ち自体が減るため、ストレスなく食事量を減らすことができます。また、胃の動きをゆっくりにすることで満腹感が持続し、少量の食事でも十分に満足感が得られます。さらに、インスリンの分泌を促進して血糖値を安定させる作用もあるため、糖尿病の方にも効果的です。
マンジャロ(注射薬)
マンジャロは週1回の皮下注射で使用する薬です。GLP-1受容体とGIP受容体の両方に作用し、強力な食欲抑制効果が期待できます。自己注射用のペン型デバイスで、ご自宅で簡単に注射できます。
リベルサス(内服薬)
リベルサスは1日1回、朝の空腹時に服用する内服薬です。注射が苦手な方でも使用しやすく、手軽に治療を始められます。効果はマンジャロに比べるとやや穏やかですが、継続しやすいというメリットがあります。
副作用について
主な副作用として、治療開始初期に吐き気、嘔吐、下痢、便秘などの消化器症状が出ることがあります。多くの場合、体が慣れてくると症状は軽減します。当院では少量から開始し、徐々に増量することで副作用を最小限に抑えます。また、定期的な診察により、安全性を確認しながら治療を進めます。
治療の流れ
初診時
まず、現在の健康状態、体重、BMI、既往歴、服用中の薬などを詳しく伺います。血液検査などを行い、メディカルダイエットが適応かどうかを判断します。BMIが低い方に対する治療はリスクを伴うため、当院では推奨していません。
治療開始
GLP-1受容体作動薬の種類や投与量を決定し、使用方法を詳しくご説明します。マンジャロの場合は自己注射の方法を、リベルサスの場合は服用方法をお伝えします。管理栄養士によるオンライン栄養指導や、運動指導もご希望に応じて実施します。
定期的なフォロー
治療開始後は、定期的に通院していただき、体重の変化、副作用の有無、血液検査の結果などを確認します。効果が不十分な場合は薬の量を調整し、副作用が強い場合は減量や中止を検討します。目標体重に到達した後も、リバウンドを防ぐためのサポートを継続します。
よくある質問
どのくらいの期間で効果が出ますか?
個人差がありますが、多くの方は治療開始から1〜2ヶ月で体重減少の効果を実感できます。3〜6ヶ月継続することで、より大きな減量効果が期待できます。当院では定期的に体重と検査結果を確認し、効果を評価しながら治療を進めます。
リバウンドしませんか?
GLP-1受容体作動薬による治療中は、食欲が自然に抑制されるため、無理なく体重を減らすことができます。ただし、治療終了後に以前の食生活に戻るとリバウンドする可能性があります。当院では管理栄養士による栄養指導や運動指導により、リバウンドしにくい生活習慣を身につけていただけるようサポートいたします。
他の病気で薬を飲んでいても大丈夫ですか?
高血圧、脂質異常症などの薬を服用している方でも、多くの場合は併用可能です。ただし、薬の種類によっては注意が必要な場合もありますので、診察時に現在服用中の薬をすべてお伝えください。
注射は痛いですか?
マンジャロは非常に細い針を使用するため、痛みはほとんどありません。皮下注射で、ご自身で簡単に行えます。初回は医師または看護師が丁寧に指導いたしますので、ご安心ください。
どのくらいの体重減少が期待できますか?
BMIや生活習慣、薬への反応によって効果は異なりますので、定期的に評価しながら進めていきます。
健康的に体重を減らしたい方、生活習慣病を改善したい方、これまでのダイエットで成功しなかった方は、亀戸ハート内科・心臓リハビリクリニックまでお気軽にご相談ください。循環器専門医が心臓や血管の健康も評価しながら、GLP-1受容体作動薬を使用した安全で効果的なメディカルダイエットを提供いたします。管理栄養士によるオンライン栄養指導や運動指導も併せて、総合的に減量をサポートします。土日診療も実施しておりますので、お仕事でお忙しい方もご利用いただけます。