雇用時健診
目次
雇用時健診の重要性
雇用時健診とは何か
雇用時健診とは、新たに就職される方を対象に、入職前または採用後早期に行う健康診断です。労働安全衛生法に基づき、事業者は新たに労働者を雇い入れる際に、一定の項目について健康診断を実施することが義務づけられています。
就職や転職のタイミングは、生活リズムや環境が大きく変わる時期でもあります。この節目に健康状態を確認しておくことは、働く方自身にとっても、職場全体にとっても意味のあることです。健診は義務だからではなく、新しいスタートを健やかに切るための一歩と捉えていただければ幸いです。
雇用時健診の目的とメリット
雇用時健診の主な目的は、就職時点での健康状態を正確に把握することにあります。業務内容によっては、特定の健康状態が作業の安全に影響することもあります。健診を通じて現時点の身体の状態を把握することで、本人・職場双方が適切な配慮を検討できます。
また、この健診をきっかけに、これまで気づいていなかった体の異常が発見されることもあります。自覚症状のない疾患や、生活習慣病の兆候が数値に表れているケースも珍しくありません。就職という節目に健康と向き合う機会を持つことは、その後の働き方にも良い影響を与えます。
雇用時健診の流れ
1. ご予約
電話またはWEB予約フォームよりご連絡ください。受診の際に必要な書類(勤務先から指定された健診票など)がある場合は、予約時にお知らせいただけると当日の対応がスムーズになります。
2. 受付・書類の確認
当日は健康保険証と、お勤め先から渡された書類(指定の様式がある場合)をご持参ください。受付にてご本人確認と書類の確認を行います。
3. 問診・各種検査の実施
医師または看護師が問診を行ったのち、各検査を順番に進めていただきます。所要時間は検査内容や混雑状況によって異なりますが、概ね1〜2時間程度を目安にお考えください。
4. 医師による診察・説明
検査終了後、医師が結果を確認し、当日わかる範囲でご説明します。気になることがあれば、この場でご相談ください。
5. 結果のお渡し
血液検査など後日結果が出る項目については、結果票が出次第、郵送またはご来院時にお渡しします。
注意事項
食事について
血液検査や血糖検査を含むため、前日の夜21時以降は食事をお控えください。当日も検査が終わるまでの間、飲食はお控えいただきます。なお、少量の水であれば問題ありませんが、ジュースやコーヒーなどの飲み物は避けてください。普段からお薬を服用されている方は、当日の服用の可否について事前にご確認ください。
服装について
胸部X線や聴力・視力の検査があるため、脱ぎ着しやすい服装でお越しください。金属製のアクセサリーは検査の妨げになる場合があるため、来院前に外していただくか、外せるものをお持ちください。
体調が優れない場合
発熱や著しい体調不良があるときは、受診を無理に進める必要はありません。事前にご連絡のうえ、日程を調整いたします。
健診結果の受け取りとその後の対応
健診結果は、すべての検査が出そろった段階でご連絡またはご郵送します。結果票には各数値と基準範囲が記載されており、基準外の項目については医師のコメントも添えています。
結果を受け取った後、「要再検査」「要精密検査」といった判定があった場合は、できるだけ早めに当院へご来院ください。雇用時健診はあくまで健康状態のスクリーニングを目的としており、異常が疑われる場合には、あらためて詳しい検査や診察が必要になります。
数値が気になる場合や、結果の見方がわからない場合も、遠慮なく当院にご相談ください。一般内科・消化器内科・アレルギー科など幅広い症状に対応しておりますので、健診をきっかけに体の気になる点が見つかった方も、そのままご相談いただけます。就職という新しい環境に体を慣らしていく過程で、何か不安なことがあれば、ぜひ当院の診察をご利用ください。