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心臓リハビリとは?再発予防と安心した毎日のために知っておきたい治療法

2026/07/27

心筋梗塞や狭心症、心不全などの心臓病を経験すると、「退院後はどのような生活を送ればよいのだろう」「運動をしても本当に大丈夫なのだろう」と不安を感じる方は少なくありません。

心臓病の治療は、入院やカテーテル治療、手術を終えたら終了ではありません。再発を予防し、安心して日常生活を送るためには、退院後の継続的な管理がとても重要です。そのために行われるのが、心臓リハビリテーション(心臓リハビリ)です。

心臓リハビリは、運動療法だけでなく、生活習慣の改善や服薬管理、再発予防までを含めた総合的な治療プログラムです。今回は、心臓リハビリの内容や効果、対象となる方についてわかりやすく解説します。

心臓リハビリとは?

心臓リハビリとは、心臓病の治療後に心身の回復を促し、再発予防や生活の質(QOL)の向上を目的として行われる包括的な治療です。

運動療法を中心に、食事や生活習慣の見直し、服薬指導、疾患についての理解を深める患者教育などを組み合わせながら、健康的な生活を長く続けられるようサポートします。心臓リハビリは医師だけではなく、理学療法士、看護師、管理栄養士など多職種が連携して行うことも特徴です。

心臓リハビリが必要な方

心臓リハビリは、次のような方が対象になります。

・心筋梗塞と診断された方
・狭心症でカテーテル治療を受けた方
・心不全と診断された方
・心臓手術を受けた方
・弁膜症の治療後の方
・大動脈疾患や末梢動脈疾患の方

病状や心機能、全身状態を確認したうえで、循環器専門医が適応を判断します。

外来で心臓リハビリを受けられる医療機関はまだ多くありません

心臓リハビリの重要性は広く知られるようになっていますが、退院後も外来で継続して心臓リハビリを受けられる医療機関はまだ限られているのが現状です。入院中はリハビリを受けられても、退院後に通院できる施設が近くになかったり、受け入れ体制が整っていなかったりすることで、十分な運動療法を継続できない患者さんも少なくありません。

しかし、心臓病は退院がゴールではなく、その後の生活こそが再発予防に大きく影響します。

安全に運動を継続し、体力を維持しながら生活習慣を改善していくためには、外来心臓リハビリを継続できる環境が重要です。

心臓リハビリで期待できる5つの効果

1.体力・持久力の向上

   適切な運動を継続することで筋力や持久力が回復し、階段の昇降や買い物、家事などの日常生活が楽になります。

2.心臓への負担を軽減する

   適度な運動を続けることで心臓が効率よく働けるようになり、息切れや疲れやすさの改善が期待できます。

3.再発・再入院の予防

   血圧や血糖値、脂質などの管理に加え、運動習慣を身につけることで、心筋梗塞や心不全などの再発・再入院リスクの低下が期待されています。

4.生活習慣の改善

   運動だけではなく、食事や体重管理、禁煙、服薬についても専門スタッフから継続的なサポートを受けられます。

5.安心して身体を動かせるようになる

  「運動すると心臓に負担がかかるのでは」と不安を抱えている方も多くいます。

   心臓リハビリでは医療スタッフが状態を確認しながら進めるため、安全に運動する自信につながります。

自己流の運動との違い

「ウォーキングを始めれば十分」と考える方もいらっしゃいますが、心臓病を経験した方が自己判断で運動を始めることはおすすめできません。 

 心臓の機能や体力は患者さんごとに異なり、適切な運動量も一人ひとり違います。

心臓リハビリでは、

・血圧や脈拍の確認
・心電図などによる状態の把握
・一人ひとりに適した運動強度の設定
・症状に応じたプログラムの調整

を行いながら、安全性を確保して運動療法を進めます。

当院の外来心臓リハビリ

亀戸ハート内科・心臓リハビリクリニックでは、循環器専門医の管理のもと、外来で心臓リハビリを実施しています。

患者さん一人ひとりの病状や体力、生活背景を考慮し、無理のない運動プログラムをご提案しています。

また、必要に応じて**心肺運動負荷試験(CPX)**を実施し、運動能力を客観的に評価したうえで、適切な運動強度を設定します。

「退院後の運動が不安」「再発を防ぎたい」「以前のような生活に戻りたい」とお考えの方が、安心してリハビリを続けられる環境づくりを大切にしています。

よくある質問

Q.心臓病でも運動して大丈夫ですか?

A.医師が病状を確認し、適切な運動量を設定することで、多くの患者さんが安全に運動療法を行えます。

Q.高齢でも心臓リハビリは受けられますか?

A.年齢だけで参加できないことはありません。体力や病状に合わせて無理のないプログラムを作成します。

Q.保険は適用されますか?

A.対象となる心疾患では健康保険が適用されます。詳しくは診察時にお気軽にご相談ください。

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